反射型ローウィッツアーク


別名 シュルテスアーク、映ローウィッツアーク、映幻日アーク

英名 reflected Lowitz arc,Schulthess arc,subLowitz arc,subparhelic arc

氷晶 六角板状、六角柱状

配向 ローウィッツ

光路 凸型 4→2→6

   凹型 3→2→5

   尖(鋭)型 5→2→7


 基本的に太陽高度が低い時に現れる現象で、凸、凹、尖(鋭)の三種がある。凸型は太陽に向かって弧が凸、凹型は太陽に向かって弧が凹、尖(鋭)型は鋭い角度の弧。

 ローウィッツアークの光路に底面での反射が加わる。また、必ず映幻日を通過する


 ※見られるチャンスは主に2つ。1つ目は太陽高度が0度に近いときのダイヤモンドダストで、特に凹・凸型シュルテスアークが見られやすいです。2つ目は飛行機で映幻日をクロスする三種のシュルテスアークが観測できる可能性があります。飛行機で見られるような地平線下のシュルテスアークは「映ローウィッツアーク」と呼ぶべきでしょう。


観測例

Atmospheric optics より

Rare 'Reflected' Lowitz Arcs

※映幻日を貫く写真

Sub-Horizon Lowitz Arcs?


The Halo Vaultより

Reflected Lowitz arcs and 46° contact arcs in Hyvinkää 6.1.2009

Complex Halo Display, Borlänge, Sweden 17.12.2018

Split spectrum in Schulthess arcs 21.2.2017


Halo Phenomenaより

※映幻日を貫く写真

Rare Subhorizontal Halos