タンジェントアーク

別名 端接弧、外接ハロ、22度カラムアーク

英名 upper/lower tangent arc,circumscribed halo,22-degree column arc

氷晶 六角柱状

配向 カラム

光路 上部 3→7

   下部 3→5


 上部下部の二種類がある。上の図は太陽高度30度の時の上部と下部、40度の時の外接ハロ。

上部太陽高度が上がるにつれ、V字→カモメ型→下部と一体化し外接ハロになる。

下部は筆記体のLのようなループ型→逆V字→上部と一体化し外接ハロになる。



 ※一体化はおよそ35度あたり。22度ハロと組合わさると人の目のようになり少し不気味に感じます…。


観測例

Atmospheric optics より

※タンジェントアーク解説

Tangent Arcs

※ループする下部タンジェントアーク

Perfect Lower Tangent Arc

Alaska Subhorizon Halo


AKM eV より

※上部タンジェントアークの解説

Oberer Berührungsbogen

※下部タンジェントアークの解説

Unterer Berührungsbogen

※外接ハロの解説

Umschriebener Halo


反射タンジェントアーク

 今まで反射型下部パリーアーク(Reflected Parry arc)とされていたものは、実はこの"反射タンジェントアーク(reflection tangent arc )"の可能性があるという意見が出ている。


 水面に反射した光源により生まれる、映日点に対応した上部タンジェントアークがこの現象である。

 二種の相違点を説明する。RPと異なりRTはVの角度が少し広い、またVの間の光量が多いという違いがある。


観測例

The Halo Vault より

Swedish display points to a new halo 10.4.2019