暈 ICE HALOs

❌→編集途中の項目です。今後大幅に内容、画像を追加する予定です。


 暈とは、太陽の周りにできる円形の虹色"内暈"が代表される氷の粒(氷晶)でできる虹色たちのことを指します。

 普通の虹は水滴によって出来ますが、氷の結晶となるとそれはもう不思議な形の虹色が空に浮かびあがります!


 さて、暈たちは氷晶の形や姿勢によって大きく形を変えます。なのでこのページでは暈たちを、"氷晶"の姿勢光の道筋によって大まかに区分し紹介させていただきます。


※氷晶の姿勢について

 例えばプレート配向の説明では「底面を水平にして」と書かれていますが、実際は「揺れ」というものがあり、必ずしも水平ではありません(揺れが大きいと「プレートとランダムの中間」のような状態になる)。

 しかし分かりやすく説明するために、基本姿勢として特徴付ける回転以外の傾きは排除し紹介させて頂いております。


ランダム配向


 氷晶が大気中を、ランダムな向き(c軸ランダム)で浮いている時に見られる現象です。


※ランダム氷晶は、最も親しみのある現象のひとつ、22°ハロを作る時の氷晶ですが、球に近い形(a軸≒c軸)で回転しているのか、柱状か、クラスター(多結晶、集合)となっているのか、上空でどのような形状、姿勢になっているか実はまだよく分かっておりません


22度ハロ

 22度ハロ

46度ハロ

 46度ハロ

ピラミダルハロ

 9度ハロ

 18度ハロ

 20度ハロ

 23度ハロ

 24度ハロ

 35度ハロ


プレート配向


 氷晶が大気中を、底面を水平(c軸鉛直)にして浮いている時に見られる現象です。

 氷晶は平べったい傾向(a軸>c軸)にあり、ピラミッド型氷晶はプリズム面が小さかったり無かったりします。


幻日

 幻日

 映幻日

環天頂アーク、環水平アーク

 環天頂アーク

 環水平アーク

 映環天頂アーク

 映環水平アーク

ピラミダルプレートアーク

 9度プレートアーク

 18度プレートアーク

 20度プレートアーク

 23度プレートアーク

 24度プレートアーク

 35度プレートアーク

 映ピラミダルプレートアーク

  映18度プレートアーク

  映23度プレートアーク


カラム配向


 氷晶が大気中を、c軸を水平にして浮いている時に見られる現象です。

 氷晶は細長い傾向にあり(a軸<c軸)、ピラミッド型氷晶はプリズム面が長い傾向にあります。


タンジェントアーク

 上部・下部タンジェントアーク(外接ハロ)

 反射型上部タンジェントアーク

ラテラルアーク

 上部・下部ラテラルアーク

 映上部ラテラルアーク

 映下部ラテラルアーク

 対上部ラテラルアーク

 向上部ラテラルアーク

ピラミダルカラムアーク

 9度カラムアーク

 18度カラムアーク

 20度カラムアーク

 23度カラムアーク

 24度カラムアーク

 35度カラムアーク


パリー配向


 氷晶が大気中を、プリズム面を水平(b軸鉛直)にして浮いている時に見られる現象です。

 氷晶は細長い傾向にあり(a軸<c軸)、ピラミッド型氷晶はプリズム面が長い傾向にあります。


パリーアーク

 上部・下部サンケーブパリーアーク

 上部・下部サンベックスパリーアーク

 反射型下部サンベックスパリーアーク

パリーラテラルアーク

 上部・下部パリーラテラルアーク

 映上部・下部パリーラテラルアーク

 4th Tape arc

ピラミダルパリーアーク

 9度パリーアーク

 18度パリーアーク

 20度パリーアーク

 23度パリーアーク

 24度パリーアーク

 35度パリーアーク


オルタナティブパリー配向


 氷晶が大気中を、c軸を水平かつ2つのプリズム面が垂直にして浮いている時に見られる現象です。

 alternate / alternative Parry arcと呼ばれる配向で、未だ観測例は無いとされています。


オルタナティブパリーアーク

 上部・下部22度オルタナティブパリーアーク

 上部・下部46度オルタナティブパリーアーク

 46度幻日


ローウィッツ配向


 氷晶が大気中を、プリズム面の対角頂点を軸に回転、揺動(a軸回転、揺動)して浮いている時に見られる現象です。

 氷晶は平べったい傾向(a軸>c軸)にあります(六角柱型でも起きることあり)。


22度ローウィッツアーク

 上部・中間・下部22度ローウィッツアーク

46度ローウィッツアーク

 上部中央・下部中央、上部右内側・下部左内側、上部左内側・下部右内側、上部右外側・下部左外側、上部左外側・下部右外側46度ローウィッツアーク

ピラミダルローウィッツアーク

 9度ローウィッツアーク

 18度ローウィッツアーク

 20度ローウィッツアーク

 23度ローウィッツアーク

 24度ローウィッツアーク

 35度ローウィッツアーク

反射型ローウィッツアーク

 凹型・凸型・尖型反射型ローウィッツアーク


オルタナティブローウィッツ配向


オルタナティブローウィッツアーク❌

反射型オルタナティブローウィッツアーク❌


反射による


 主に氷晶表面、内部での反射により結像する現象で、色は基本白色になります。

 ただ、ウェゲナーアーク・ヘースティングスアーク60度プリズム+反射の光路のため、非常に良質な場合分光します。

 また、臨界角効果によるハロ青色になります。


太陽柱、映日

 太陽柱

 映日

  映日の尾

 反射映日

幻日環、120度幻日

 幻日環

 映幻日環

 120度幻日

 映120度幻日

 120度アーク

リリェクヴィストの幻日、映幻日、拡散対日ハロ

 リリェクヴィストの幻日

 リリェクヴィストの映幻日

 拡散対日ハロ

臨界角効果によるハロ

 ブルースポット

 ブルーサークル

 87度拡散アーク

  87度拡散ハロ

太陽アーク、映日アーク、対日アーク

 太陽アーク

 映日アーク

 対日アーク

 対日

向日アーク

 向日

  向日光柱

 ウェゲナーアーク

 ヘースティングスアーク

  s.v.P.a. に接するヘースティングスアーク

  特殊ウェゲナー/ヘースティングスアーク

  Wegstings/Hastgener arc  

 トリッカーアーク

 グリーンラーのディフューズアーク

 トランクルのディフューズアーク

ピラミダルヘーリックアーク

 ピラミダルヘーリックアーク


拡散光による


 平行光ではなく拡散光で起きる現象です。


光柱

 光柱

拡散光のハロ

 拡散光の22度ハロ

 拡散光のタンジェントアーク

 拡散光の幻日・幻日環

 超幻日

 超ボトリンガーリング

 拡散光のその他のハロ


特殊な氷晶、不明


 特殊な条件特殊な形状の氷晶による、またよく分からない現象をまとめました。


グラウンド(サーフェス)ハロ

 グラウンドハロ

  グラウンド22度ハロ

  グラウンド46度ハロ

 グラウンドピラミダルハロ

  グラウンド9度ハロ

  グラウンド18度ハロ

  グラウンド20度ハロ

  グラウンド23度ハロ

  グラウンド24度ハロ

  グラウンド35度ハロ

 グラウンドエキゾチックハロ

  グラウンド28度ハロ

 特殊なグラウンド(サーフェス)ハロ

  地面ヘーリックアーク

  22度アーク

  46度アーク

  対日点から45-46度アーク

  不明のアーク

 その他のグラウンド(サーフェス)ハロ

モイラネン氷晶のハロ

 モイラネンアーク

 モイラネンハロ

 ミッキラアーク

 20度アーク

 シエビの22度アーク

 シエビの太陽アーク

三角柱状氷晶のハロ

 カーンアーク

 映カーンアーク

 環水平カーンアーク

 映環水平カーンアーク

 オウナスヴァーラアーク

扁平ピラミッド型氷晶のハロ

 楕円ハロ

 ボトリンガーリング

 サンピラーエコー

多重散乱のハロ

 二次22度ハロ(幻日から)

 二次幻日(幻日から)

 二次幻日(上部タンジェントアークから)

 二次幻日(上部パリーアークから)

 二次上部タンジェントアーク(幻日から)

 二次上部タンジェントアーク(上部タンジェントアークから)

 二次上部パリーアーク(幻日から)

 二次幻日環(上部タンジェントアークから)

 二次幻日環(環天頂アークから)

 二次環天頂アーク(上部太陽柱から)

 二次環天底アーク(下部太陽柱から)

 二次環天頂アーク(幻日、幻日環、120度幻日から)

エキゾチックハロ

 5-6度ハロ

 12-13度ハロ

 19度プレートアーク

 28度ハロ

  28度プレートアーク

 Lascar displays

その他の特殊な現象

 32度アーク

 映カーンアークの涙

 Salzburg halo

 電(磁)場の影響

  クラウンフラッシュ❌

 ハロダイナミクス❌

真偽不明の現象

 

マルチディスプレイハロ

 

 マルチディスプレイハロとは、一度に複数のハロが出現することです。